Saturday, June 11, 2011

石巻ボランティアその3

ボランティア2日目は、前日のお宅の庭のごみを集めた後、別のお宅へ伺い、畑仕事だった。お宅の敷地内にある畑の上にたまったヘドロを土嚢袋に入れて、運び出すのである。日陰で作業した前日と異なり、太陽が照りつける中での作業であった。









この現場から少し歩いたところに、車の墓場のようなところがあった。集めたのかわからないが、津波で無残にひしゃげた車がずらりと並んでいた。塗装が剥げたところはさびている。
 

 

車も、鍵がかかっていて中に上着やコンビニの袋が入っているものがあった。
作業は3時半には終え、皆で、温泉に行き、高速をすっ飛ばして、10時半には我孫子駅についた。

ある程度予想していたことでもあったのだが、石巻専修大学でのキャンプは、海外の日本人宿のような雰囲気であった。いろいろな立場の人が集い、夜はご飯を作り、酒を飲みかわすのである。日常の生活の中では、もしかしたらどこかですれ違っているかもしれないが出会うことはおそらくないであろう人たちと、交流できるのである。ターナーの言うところのコムニタスといってもいいかもしれないが、日本人宿と違って、ヘドロ取りという「よきこと」をしている分、楽しいだけではない充実感もあるのだ。

Tuesday, June 7, 2011

石巻ボランティアその2

 石巻専修大学では、広大な敷地の一部を、ボランティア活動の人々のために提供している。各自がテントを立てて滞在しているのだ。
 

朝の8時15分になると、ボランティアセンターで受付が始まる。新規の人は、登録し、継続の人も名前を書くのである。どのような仕組みかは分からないが、名前を書くだけの保険も加入させられる。
 

ボランティアセンターでも仕事の斡旋をしているのであるが、上手く回っていないようである。今回は、ボランティアで、被災地の人々のニーズを聞いて、独自にコーディネートしている、クマさんという方を通じて作業するお宅へと伺った。

 

4日の日に伺ったお宅では、おもに、床下のヘドロを取り除くという作業を行った。薄い板ですくい上げるように掘ると、少し固まったタイルのようなヘドロがめくれ上がる。それを、土嚢袋に詰めて、外に出すのである。土嚢袋はすぐにいっぱいになるし、6割くらい入れただけで、ずいぶんと重たくなる。結構な重労働であった。

 

昼休みの時に散歩をしてみると、電車が線路から落ちていたり、車が田んぼの中にあったりといった光景が見られた。

4時には作業が終わり、家主の奥さんはとても喜んでいた。役に立てて何よりである。その後、被害のひどかった地域を見に行った。

 

 

 

 

川沿いのところは、一階部分が柱だけになっている家や、土台しか残ってないといった有様だった。山の木々もなぎ倒されている。

その後、自衛隊が無料で提供しているお風呂にはいり、キャンプへと戻った。続く



Monday, June 6, 2011

石巻ボランティア体験レポートその1

 6月4,5日と、宮城県の石巻で、民家の床下のヘドロ取り等のボランティア活動をしてきた。
サークルの同期で、現在某チャックメーカーに勤務する友人・プーに誘われたのがきっかけだ。プーの会社の同期入社で7つほど年上でもある、Kさんに連れられて、3日の夜、我孫子駅から石巻へと向かった。Kさんが前回行ったときに出会ったという野武士さんも一緒だった。
 途中、自身の影響で、いわきあたりで高速を下されるというアクシデントがありながらも、朝の4時半ごろには石巻へとついた。
 

 
 

津波の被害にあったという川沿いのところや、日本製紙の工場などは見るも無残な光景であった。船が陸地にあったり、車が水面にあったりといった具合である。

 

特に日本製紙の工場は、紙のロールが無残に拡散していた。水を含んで重くなり、民家へ転がっていたりしているようだ。

 

水は生臭く、空も曇っていたせいか、陰気で、退廃感が漂っていた。
街を見た後、石巻専修大学のボランティアセンターへと向かった。続く